いつも、持ち歩いていた。手紙も。七菜は、よく、ミヨンさんのことを話してくれました。ミヨンさんは、泣き虫で、頼りなくって、でも、大好きな人と」
 ミヨンは、また聞き、花子は、答えながら話し、
「でも、悟君と付き合ってるんじゃ。」
「それは、形だけ。」
 ミヨンは、またまた聞き、花子は答え、
「形だけ?」
「悟は、七菜が旭川の看護学校に行くことが分かり、旭川にある就職をさがしたんだよ。しつこくて・・したがなく、付き合ったんです。」
 ミヨンは、しつこく聞き、花子は答え、
「なんで、知ってるの?」
「七菜が悟に付き合ってと・・と、相談をしてきてたんです。私は、付き合ってみてやだったら、別れなさい。と、言いました。3年がたちました。」
ミヨンは、しつこく聞き、花子は答え、
「3年が・・」
「でも、何回も別れな話をしたそうですが。悟がやだと・・」
ミヨンは、悲しくなり、花子はそう言い、
「そうなんだ。僕は、韓国に帰っても、七菜ちゃんのことがずーと、忘れてなかったのに・・」
「七菜だって、悟と付き合っても、ミヨンさんが忘れてなかんです。悟とは、何もしてもいないと七菜も言ってますし、七菜は、ファーストキス