言った。
(あいつら、何も仕掛けてこない。まさか。)
 七菜は心の中で思い、慌ててトイレへ、行った。
すると、泣きながら、ミヨンが出てきた。
「どうしたの、ミヨン君」
 ミヨンの所に行き、
「悟君達が来て、足を蹴って、来たの。」
 ミヨンは、言い、
「分かった。ミヨン君、行こう!」
 七菜は、そう言った。
「うん」
 ミヨンは、うなずいた。
七菜とミヨンは、教室に戻った。
そこには、悟達が居た。
「悟、ミヨン君に何かした?」
七菜は、悟に聞いた。
「いや。俺は、何もしないぞ。」
 悟は、答えた。
「ミヨン君が、トイレで、足を蹴られたって。」
 七菜は、言い、
「だから、何もしてないて、」
 悟は、言い張り、
「ミヨン君をいじめたら。私が、許さない。」
 七菜は、そう言い、
「何だよ。ミヨンが、好きなのかよ。」
 悟は、七菜にそう言い、
「違う。もう、いじめられている人を見たくないだけ。」
 七菜は、正直に言った。
(キンコンカンコーン)
3時間目が始まった。
(中井先生は、さっきのことは、知らない・・)
「ミヨン、ちょっと、来なさい。」
「はい」
 中井先生は、ミヨンを呼んだ。
ミヨンは