「空海のきれいな心が

あたしのせいで汚れる。

そんなの…っ」

最後まで言い終わらないまま

抱きしめられる。

「触らないでっ‼‼

嫌だっ‼‼」

あたしはすぐさま抵抗する。

「離さねぇよ」

「離してよっ‼‼

空海が…汚れる‼‼

あたし…汚いんだよ‼‼」

「俺が綺麗にしてあげる」

「え…んぅっ・・・」


顔をあげると

空海にキスされる。

「んやっ…やぁだっ・・・」

力を振り絞って

空海を押しかえす。

「あたしのせいで…

空海を変えたくない‼‼」

「かわってねぇよ」

「過去に戻って……

やり直したいっ・・・」