「ふざけんな‼‼」

大声で空海が入ってきた。

「魅柚がいなきゃいい??

なんでそんなこと言うんだよ‼‼

俺の事思いは‼‼

どうしたらいいんだよ‼‼」

「そ…う…」

「2人で話せ。」

そう言って瑠貴唖さんは出て行った。

「あの日の言葉…

なんなんだよ」

「そのまんまの意味でしょ??」

空海には

優しくしてほしくないから。

わざと冷たく接する。

「お客さんの悲しそうな顔見た?

あぁしたのは、あたしなんだよ。

空海があたしと会わなければ……

こんな風にはなっていなかった。」

「意味わかんねぇよ」

「あたしと一緒に居たから。

あたしと会っちゃったからあぁなったんでしょ??

空海の思いはなんかわかんないけど。

受け止めちゃいけないよ??

あたしみたいな奴の事は」