「魅柚…」

「1人になりたい」

そう言うと、

瑠貴唖さん以外は出て行った。

「お前さ…

マジでどうしたの??」

「あたし…生きる。

生きるけどさ。

皆とは一緒に生きない」

自分の思いとは

逆の事を言ってしまう、

「は??」

「あたしがいるせいで

皆が変わっていく。

そんなんあたし…嫌なんだよ」

「あたしのせいで

苦しんで、悲しんで。

あたしがいなければ今きっと

皆は本当の笑顔で

過ごしてたんだよ」

あたしはそう言った。

「なんで…」

「あたしはどうせ捨てられた子なんだ。

1人って言うことに変わりはない。

あたしは・・・・

誰かに甘えちゃいけないんだよ」

そう言うと…