え・・・・。
予定なかったんかい‼‼
じゃあ呼ぶなよ‼‼
「あたし、帰るわ」
「ぇ??」
「明日学校あるし。
遅刻できないっしょ。
単位たりてないんだもん」
「そっか…」
「じゃあね。」
そう言ってあたしがたちあがり、
玄関に向かおうとすると…
「じゃあ、俺も帰るわ‼‼」
そう言って空海も立ち上がる。
「え??」
「なんでお前まで帰るんだよ」
瑠貴唖さんがちょっとキレ気味で言う。
「女の子１人じゃ危ないだろ??
送ってく」
「あ、いや。
いいですよ、近いですし」
「え…魅柚…」
千紗に、
だまってろという目線を送り。
「空海は楽しんでて‼‼
じゃあ‼‼」
あたしは走って千紗の家を出た。
