電話が切られて魔もないうちに裏庭に龍くんが来た。





肩で息をしてるから走って来たことがわかる。






「……ハァ…綾……俺、綾に言いたいことがあって……」






あたしは亮介くんの言葉の続きを待った。






「俺……綾のこと……」






次に発せられるであろう言葉が想像できて心臓が高鳴る。
















「……好きだから…」