「は…?何を……?」





知っててって何を?





「……俺の、好きなやつ…だよ…!」





亮介はちょっとやけになって言った。





好きなやつってことはいるってことね…




てか、知らないし……




「知らない。誰?」




笑顔で言ってみた。




知らない女だったらちょーっと怒っちゃうかも☆




綾があんなに想ってくれてるのに。