「マジ!?うわ~ごめん!!」





亮介が手を顔の前で合わせて言った。





「全然平気だよ!また折り返しかけるし!」





「ホントごめんな!」





「大丈夫だって!それよりも……綾のこと、大切にしないと、あたしが許さないよ!」





そう言ってニカッと笑った。





亮介も笑顔になって、





「もちろん」





と答えた。