上ばかり見ていると
足元の雑草には気づけない


俯いてばかりだと
目の前の芳香すら見失う


誰かが笑えば
七色に咲いた
誰かの涙を浴びて
残酷な程綺麗に


幸福と嘆きが溶け合った
名も知らぬ混沌の花束が
僕の世界を眩しく彩るんだ


キラキラ、キラキラと