「私は確かに伝えたわよ?後は貴女次第ね。私はもう行くわ。蓮也が待ってるから。じゃあね」




鼻高々に顔をあげ私を見下す様に見つめた後、女性は去って行った


嘘だよ…こんなの


蓮也…嘘だよね…?


もう少し待っていたら…来てくれるよね…?


寒さが増す中、私は近くにあるベンチへと腰を掛けた


蓮也…来てくれない?


これからさっきの人と会うのって本当?


あの人に告白するかもしれないって…本当…?