―――――― ―――― ―― 蓮也の家から帰宅してから2時間程経ってから携帯電話が鳴り響く …蓮也? 「もしもし」 『里桜、無事家着いたか?』 「うん、お世話になり有難うね蓮也」 『いや、気にするな。里桜、俺はもう金輪際お前と会うつもりはない』 「…そんな」 『お前の携帯番号もアドレスもこの後削除する。お前もそうしてくれ』 「……っ…やだ…」 『里桜、俺を困らせないでくれ。お前の事嫌いになりたくねぇんだ』 わかってたよ、いつか言われるって…。こうなるって…。