****** 何とかタクシーで自宅へ着き部屋へと上がろうとした矢先… 背後から誰かに腕を掴まれた 「だ、誰!?」 勢い良く振り返るとそこには、蓮也が立っていた また、蓮也…? 「…もう…いい加減にしてよ」 「それは俺の台詞だ。勝手に帰りやがって」 「…だって」 「だってじゃねぇ。お前レイプ犯に顔見られてるんだぞ」 「…うん」 「うんじゃねぇ。この付近で顔を見られたって事は、お前も危ない」 私も…狙われる可能性があるって事?