「や、やだっ!待って!」
背後から俺を引き止め様とする里桜の声が聞こえる
振り返らず車へと向かう俺の背中を泣きながら見てるんだろーな
これ以上、お前を傷付ける訳には行かねぇ
今はつらいかもしれないが、何れは楽になる筈だ…
本当は、抱き締めてやりたい
もっと…優しい言葉でお前の気持ち受け取ってやりたかった
だが、優しさは時には残酷だったりもするからな
優しい言葉を掛けて思わせ振りな態度とってまたお前を傷付けてしまうなら
冷たく別れた方が良い。
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