もしそうなら…早いうちに手を打たなければならねぇ 里桜はどう思ってるのか解らねぇが…俺の理性が保たれている内に手を打つか 車から降り里桜の部屋へと向かおうと、マンションのロビーへ足を踏み入れた時 ロビーの端で疼くまり壁へ凭れ掛かる里桜の姿が視界に飛び込んで来る 「…里桜?どうした?」 里桜の傍へ寄り顔を上げさせると、驚異し里桜から視線が外せない 泣いてる…のか?