やっと柏木高校の校門についた。
「うわぁすごい人の数…」
開いた口がふさがらない。
それくらい人の数がすごい。
よくみると、新入生を迎えてくれるためかチラホラ在校生の姿が見える。
柏木高校の制服は学年ごとに、リボンとネクタイの色が違う。
私たち1年は赤、2年は青、3年は緑。
ってことは、この中に先輩がいるのかもしれない!!
直感的にそう思った私は、美羽に先にクラスが書いてある掲示板の所に行くようにお願いして、1人で先輩を探すことにした。
って言ったもの…
この人口密度の高さ…
そう簡単に見つかるはずがないか…
そう思ってため息をついた。
履き慣れていないローファーで歩き回ったせいか足が痛い。
こんなんで先輩に会えるのかなあ…
もしかしたら、会えないかもしれな…
「星奈?」
半ば諦めかけたとき、後ろから懐かしい声が聞こえた。
そっと振り向く。
そこには1年間ひとときも忘れたことがなかったあなたの姿。
「星奈じゃないか!!本当に来てくれたんだな!!連絡してくれなかったから心配してたんだぞ~。」
先輩はぐわしぐわしと私の頭を撫でた。
先輩が近くに来たからか、あの香水のにおいがした。
「先輩が卒業式で私を応援してくれたお陰です!!」
「1年前の事なのに、覚えててくれたんだな。嬉しいよ。またお前とサッカー出来るのか。」
先輩、覚えててくれたんだ!!私のこと。
しかも、嬉しいよだって!!!
顔が勝手に歪んでニヤニヤしてしまう。
「うわぁすごい人の数…」
開いた口がふさがらない。
それくらい人の数がすごい。
よくみると、新入生を迎えてくれるためかチラホラ在校生の姿が見える。
柏木高校の制服は学年ごとに、リボンとネクタイの色が違う。
私たち1年は赤、2年は青、3年は緑。
ってことは、この中に先輩がいるのかもしれない!!
直感的にそう思った私は、美羽に先にクラスが書いてある掲示板の所に行くようにお願いして、1人で先輩を探すことにした。
って言ったもの…
この人口密度の高さ…
そう簡単に見つかるはずがないか…
そう思ってため息をついた。
履き慣れていないローファーで歩き回ったせいか足が痛い。
こんなんで先輩に会えるのかなあ…
もしかしたら、会えないかもしれな…
「星奈?」
半ば諦めかけたとき、後ろから懐かしい声が聞こえた。
そっと振り向く。
そこには1年間ひとときも忘れたことがなかったあなたの姿。
「星奈じゃないか!!本当に来てくれたんだな!!連絡してくれなかったから心配してたんだぞ~。」
先輩はぐわしぐわしと私の頭を撫でた。
先輩が近くに来たからか、あの香水のにおいがした。
「先輩が卒業式で私を応援してくれたお陰です!!」
「1年前の事なのに、覚えててくれたんだな。嬉しいよ。またお前とサッカー出来るのか。」
先輩、覚えててくれたんだ!!私のこと。
しかも、嬉しいよだって!!!
顔が勝手に歪んでニヤニヤしてしまう。