「そ、そうだけど…」










「そーか。」









そう言いながら、手をポケットに突っ込みながらこっちに歩いてくる俺様。









そして私の座ってる所でピタッと止まった。










座ってるせいか、横にたってる俺様くんがスゴく大きく感じる。










横に立ってる俺様は、見下ろす感じで私をガン見してくる。









やばい、めっちゃ見られてる。










「な、なに?」










「いや、別に。」










なんなのだろう…










この微妙な空気。










すっごく気まずい。











「俺さマ、じゃなかった…三宅くん忘れ物か何が?」









この空気が辛くてさきに口を開いたのは私だった。