はちみつが帰ってから何分たったかな?
静かな教室に私1人。
やることもなく、ひたすらうろうろしてるのもちょっと飽きてきた。
とりあえず自分の席に座って色んなことを想像してみた。
先輩と一緒に学食でごはん食べたり…
先輩と一緒に下校デートとかしてみたり…
「あー!!高校生活最高!!」
つい興奮して大声でちゃった
ま、でも誰もいないからいいよねー♪
「誰もいない教室ってなんかいいなぁ~♪」
イスに座ったまま足をバタバタさせて、はたから見たらかなり痛いが気にしなかった。
ガラガラッ
いきなり教室の扉が開いた。
誰だろ。足バタバタしてたの見られてないよね…?
もしバタバタしてるのを見られてたらと、恥ずかしくてうつむいてたけど
声がしたほうを見ると、そこに立ってたのは隣の席の俺様くんだった。
「お前1人?」