ずっと憧れだった
チェックの可愛いスカートを履いて
ピンクのシャツに赤いリボンをつける。




『いってきます』





誰もいない家に一言呟きドアを開けた。









『あれ、鍵がない…』

部屋のどこかに落としたのだろう。
昼にはお母さん帰ってくるし
まあ…いっか。