そんなにあたしが嫌い?


あたし一般人なんだし、警戒心強すぎじゃない?


それにあたし……。


カツカツカツ……


「おーい!!瑞華どこ行くの!?」


「なんで階段降りるんだ!?」


カツカツカツ……トン


「陽月瑞華です。今日から水姫になりました。

あたしのことが気に入らない人が多いみたいだけど……よろしくお願いします。」


誰かを見下ろして話すの、好きじゃないから。


だから1階まで降りて、下っ端達と同じ目線で話した。


下っ端達はあたしの行動に驚いてた。


もちろん幹部達も。