俺と馨と幹部とソイツは2階に上がった。
「今日から俺達水狼の仲間になった……あ、俺もまだ名前知らなかったな。」
その瞬間、あちこちでバタバタッとコケる音がした。
「ったく、よくそんなんで総長が務まるよな。」
……1人を除いて。
「……ゴホン。じゃあ改めて、新メンバー直々に挨拶してもらう。ほら。」
俺はソイツを全員から見える場所に行かせた。
ソイツは水狼の約1000人の視線を集めた。
「陽月柚歩!!中2です!!よろしくお願いします!!」
「おぉー!!」
「よろしくな!!」
ソイツ……陽月柚歩は水狼全員から歓迎された。
これが、俺と柚歩の出逢いだった……。
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