「圭吾!!槙太!!亮輔!!明!!どういうことだ!?」


「「「「は…はい?」」」」


「お前らには瑞華の護衛を任せたはずだ!!」


「水姫が……どうしたんですか?」


代表して圭吾が聞いてきた。


「なんで蛇毒に攫われてんだよ!?」


「……っ!!」


圭吾だけじゃない、ここにいる下っ端全員が息を呑んだ。


「……何があった。」


「……っ、水姫に…、送らなくていいって……帰っていいって…。」


「……それでそのままノコノコ帰ったのか!?」


ダメだ……冷静になれよ俺……。