そして数分後、2人がかき氷を食べ終わった。


そして今は、瑞華の着替えをパラソルで待っている。


……なのに。


「瑞華遅いねー…。」


そう、あれから10分以上経っている。


いくら女でも、そこまでかからないだろ…。


何かあったのか……?


「ナンパされてたりしてねー♪」


……っ!!


ナンパ……考えられるな……。


「……俺見に行って来る。」


「それじゃ僕も……」


言いかけた彰人が尚希に口を塞がれた。


いてもたってもいられなくなり、砂浜を全力で走った。


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