「あっ、そうだ!!瑞華、かき氷買いに行こうよ!!」


「かき氷?」


「うん!!瑞華の分も僕が奢ってあげる!!」


「ホント!?じゃあ行こ!!」


瑞華の手首を掴んで走り出す彰人。


瑞華は笑ってるし。


……何だよこれ。


「嫉妬ですか?」


クスクス笑う尚希。


「……そんなんじゃねぇよ。」


「でも紫苑、瑞華の手首掴んだ彰人見て睨んでたぜ♪?」


ニヤニヤ笑う零也。


「おー怖いっ♪」


そんな零也を睨む俺。