ギスギスしながらも、尚希と零也も幹部部屋を出ていってしまった。
ということは……。
「……。」
「……。」
「……。」
「……。」
もちろん、自動的に紫苑と2人きり。
何もしゃべらないし、めっちゃ気まずいんですけど……。
ピロロロロー
初期設定の着メロが鳴る。
もちろんあたしじゃない。
あたしのは"Blue Rose"って曲だし。
紫苑はケータイを見て舌打ちした。
そしてケータイを耳に当てながら幹部部屋を出ていってしまった。
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