「う、うん…。」


「だからまぁ…、あたしは水狼のメンバーじゃないけどさ、一応水狼と関わってるから、瑞華の味方なんだよ。」


「そっか…。ん?でもなんでメンバーじゃないの?」


「スパイっていうのは、誰にも存在がバレちゃいけないの。

そんな人が倉庫に入ってみ?スパイの意味が無くなっちゃうでしょ?」


「なるほど…。」


水狼の裏情報を聞けた気がして、無性に嬉しくなった。


「なになにー?何ニヤけてんのー?」


「えっ!?ニヤけてた!?」


「ばっちりー♪」