ある程度離れていると言っても、ここは閑静な住宅街。


嫌でも会話が耳に入る。


「俺達"闇雷(Yamirai)"って族に入ったんだよねー♪」


「ふぅん♪そうなんだ♪」


「まだ下っ端だけどよ、いつか総長まで登りつめるぜ!!」


「スゴーい!!頑張ってね♪?」


「「「おぅ♪!!」」」


なんかどこにいても零也みたいなのがいるんだな…。


「それでな?これ秘密だぜ?」


「分かった♪秘密にするよ?どうしたの?」