｢まゆ、まだ着れないの？｣
｢もうちょっと待って〜｣
ほんとはもう着れてるんだけどね。
まだ心の準備が…
｢もうさすがに着れてるだろ。
開けるぞ｣
シャッ―
開けられちゃったぁ――
｢まゆ、お前…｣
え、なに!?
似合わねーとかやめてよ!?
着させたのは大輝なんだよ!?
｢超似合う///
『おかえりなさいませご主人様♪』なんて言ってみ？
あ〜ヤベ///｣
カァァァ///
似合うの？うち。
メイド服だよ!?
でも、大輝なんだか顔赤い？
手を口らへんにあててるし…
待って。
今聞き捨ててはならないような言葉が…
｢今なんて言った?｣
｢超似合う｣
だから、それを言わないで!
顔赤くなっちゃうじゃん!
