そして夏祭り再開。 「綿飴だっけ?」 「あ、はい。綿飴です。」 「ははっ(笑) そんな、敬語じゃなくていいよ? タメの方が話しやすいじゃん」 仲町さんは、綿飴を手渡してくれる。 あの時、仲町さんが見つけてくれてなかったら…。 「…ちゃん?ゆ…ちゃん…。優ちゃん?!」 「あっ、はい!…どうかしましたか?」 あたしがぼーっとしてると、 仲町さんは、吃驚した様子でこっちをみてくる。