待ってください・・・


ガシッ。


ゴクゴク・・・


私はオレンジスカッシュの
入ったグラスを掴むと、
一気に喉へ流し込んだ。



「よしっ!!」


私は立ち上がり鞄と上着を持ち、
「マスター、ごちそうさま!!」
そう言って急いで店を出た。



「ありがとうございました。」


マスターはそんな私を見て
ニコッと微笑んでいた。