「で、どうしたんだい?真理寧から話したいことがあるなんて珍しいな」



どうしよう、凄く、凄く、不安になってきた


そんな私にきずいたのか、剣はギュッと私の手を握ってきた


はっと剣を見れば、優しく微笑んでいて、“大丈夫”そう言っているように思った


私は剣に微笑み返し、まっすぐ両親の方を向いた



「私、剣が好きなんです」



まっすぐな、揺るがないこの想い


届いたの、伝わったの、彼に。


昨日の夜はすごく温かかったんだよ。


いつもは広すぎて、冷たかったベットがすごく温かく感じたの


いつもよりも早く寝付けたの、、



最初は、私の強制で、、私は剣のことをなんとも想っていなかったけれど、剣の本性が出て、凄くビックリしたけど、やっぱり優しくて、気づいたら好きになっていた