~剣said~


急いで行った空き倉庫には黒くてぼろい車がとまっていて、俺はバイクから飛び降りて倉庫の中へと走った



「いやぁーーーーーーーーーーーーー!!!」



真理寧の叫び声がきこえて、その部屋の「ドアを思いっきりあければ、そこには制服が破れていて、大粒の涙を流している真理寧とニヤニヤしながら真理寧にまたがっている男が視界に入って



俺は迷わず真理寧の上にいる男を蹴った


そうして、制服のブレザーを真理寧にかけた



そこで、もう一人男がいることに気づき、そいつを殴った



もっとやってやりたい気持ちはあったが、今は真理寧に駆け寄った


「真理寧」


真理寧はまだ、震えていて、俺をみたらまた涙を流した



おれは優しく真理寧を抱きしめた



そうしたら


「好き」




そう聞こえた