突然、ドアが開く音がした、


音のした方を見れば、、愛しい彼がいた


逆光で表情はみえなかったけど、そのシルエットはまさしく彼、剣



剣は私の上にいる男を蹴り飛ばしてから、私に自分の着ていた制服をかけ、ビデオを撮っていた男の方にいき、今度は殴り飛ばした


二人の男はあっけなく伸びたようだ




「真理寧」



声を聞いた途端、安心からか涙が止まらなかった


ふわっと暖かいぬくもりが私を包む


それは、まぐれもなく剣で、


私は



「好き」




そう呟いた