「で、剣のクラスは何をやるの?」
佐々木森のことを剣、と呼ぶのにも、もぅ慣れた
「ホスト」
「ホスト?!」
ホストってなんか、あの、女の人に優しくしてお酒とか買わせる男のことでしょ?
それを剣がやるの?
私以外の女の人に優しくするの??
・・・・・・・・・・
「どうしたの?真理寧、俺がホストやるの嫌とか?
真理寧が嫌っていうなら、俺やらないけど?」
「え?」
本当?
って、、しっかりしろ!!私!!
別に剣が他の女の人と何しようが私には関係ないわ。
「どうでもいいわ。」
そう、関係ないのよ、
どうせあなたは、偽の恋人なのだから。
「そ、ってかもう夕飯の時間」
剣は私に背を向けてドアの方へ行った
その後はなぜかいつもより剣が不機嫌に感じた