「文化祭何やるの?」


私の髪を持ちながら聞いてくるのは、この部屋に私ともう一人しかいないからその一人しかいない


「喫茶店」


今勉強中なんだけど、、、邪魔しないでほしいわ


ピクッと一瞬動いた剣はキュッと後ろから私を抱きしめてきた



「ちょ、、やめなさいよ!!」


必死に抵抗するけど、抵抗すればするほど、強く抱きしめられる、、


苦しい・・・




抵抗をやめれば、剣は私を向き合わせた


「まさか、メイド、とか言わないよね?真理寧?」


わざと私の耳に自分の口を近づけて呟く


はっきり言って私は耳が弱い


これは剣が佐々木森から剣になってから発見したこと



「メイドじゃ、、ないわ」


顔が熱い、今私の顔は真っ赤だと、鏡をみなくても分かる


「そう、じゃ、いいや」


そう言って私から離れた剣。



シュン