「俺の事名前でよんで?真理寧」



俺が抱きしめがてら耳元で呟けばさらに顔を赤くしている



可愛い



「ちょ、、近いわ。佐々木森」



そう言いながら俺の胸をぐいぐい押してくる



でも、所詮は女の力。男の力にかなうはずもない



ていうか名前で呼べよ・・・。



「名前で呼んで?まさか俺の名前知らないとは言わせないよ」



小さい頃は剣って呼び捨てにしてたくせに


今は名字




「・・・性格変わりすぎ」



そりゃそうだ。今まで性格のいい執事を完璧に演じてきたんだから


まぁ、細かい事まで言うのはずっと真理寧の事見てるからだけど




「これがホントの俺だから

つか、名前呼ばないともう一回しちゃうよ?キス」