彼は血の気の引いた顔で、裸のアタシから離れていった。 アタシの大切な時間は強制終了。 「どういうことなの!?」 女は怒りながら泣き出しそうな、 そんな器用な声を出しながら アタシと彼がいるベッドに詰め寄ってきた。 「これは…間違いなんだ」 彼はそんな言葉を出すのが精一杯。 「違うんだ!!なっ」 そう言って、彼はアタシに助けを求めた。 アタシに話を振られても…。