「ちょっと!まだ話の途中なんだけど!!」 「何…?」 話があるなら、さっさと話せばいいのに。 二人は、また顔を見合わせる。 二人で相談しないと、会話もできないの? 「隼人くんとあんまり仲良くしないで欲しいんだけど…」 茶髪の顔は、真剣な表情でそう言った。 「仲良くしてないけど」 アタシは正直に答える。 「今日ずっと一緒にいるでしょ!!」 小柄な女が、アタシに詰め寄ってきた。