翌日の放課後


流「涼子、帰るぞ。」

涼「はい。」

流とは同じ学校で行動はいつも一緒だった。


涼「あの、流。何処に行く気ですか。」

いつもの通学路とは違う道を行く流。この道…まさか…

流「もちろん、繁華街。」

ニヤリと笑う流。まだ諦めてないのか!

涼「しかし、昨日の今日でまた会えるとは…」

「オラァ!!」

「遅い!」

ドコッ

流・涼「……………」

怒声と打撃音が裏道の方から聞こえた。しかも、1つは女の子の…

流「まさか、なぁ?」

涼「まさか、ねぇ?」

と言いつつ顔を覗かせると…

「クソッ!クソッ!!
何なんだよテメェは!」

数人のボロボロの不良が2人の少女を睨んでる。