「あらそう。良かったわね。何を食べに行ったの?」



生徒と教師の恋なんて成就するのか分からないけど


瑶子ちゃんはそんなあたしの恋をいつも応援してくれる。



『えーとね……』



だからあたしも、瑶子ちゃんが成瀬先生と同じ教師の立場という事を忘れて洗いざらい打ち明けていた。



『さっきも登校してくるとこバッチリ見ちゃった。今日は見たことのないネクタイしてた』


「へぇ。さすが目の付けどころが違うのね」


『エヘヘ』