好んで1人でいるんだから。



哀れだ、そう思われるのは有難迷惑の話。




あなたと一緒にしないで欲しいって思った。




友達なんて別に要らないと思ってた。


人に依存するのはやめよう。



そんな冷めた想いがいつしか芽生えていた。




……あの人への想いだけをのぞいては……






“美術部に入ってみない?”



そんなあたしに瑶子ちゃんは、根気よく声を掛け続けてくれた。