力任せに言ったあたしの呼吸は荒く、肩で大きく息をする。




その音だけが響く部屋。




「ごめんな……。

全て……俺が悪い……」




その中へ、言葉を落とす様に呟いた。


成瀬先生の顔は、今まで見た中で、一番辛そうに感じた。




『そうだよ!!全部先生が悪いの!!』



その顔を見ないようにしながら言い放ち



『こんなことで死ぬなんてバカバカしいからやめた!変な心配なんてしなくていいからとっとと出てって!!二度と顔も見たくない!!!』



目を瞑り、力いっぱい成瀬先生を部屋から押し出した。