―――――…



当然………



学校なんて行くつもりはなかった。



元々成瀬先生の為に行っている様なものだったんだから、もうあたしが学校に行く意味なんて……




いつも通りにあたしを起こしたアラームを止め、再び夢の中へと堕ちていこうとした時。




「起きろアホ」



そんな声と共に部屋のドアが開き、カーテンが勢いよく開けられた。




………!?




夢でも見ているのかと思う。それでも布団を首元まで下げゆっくり目を開けた時、


眩しい朝の光が直に目に飛び込み、すぐさま布団を掛け直す。