もうどうなってもいいって思った。



これだけ好き勝手にやって来て、それでも守ってきた体。




もしかしたら………



そんな微かな期待を込めて、キレイな体でいたいと思った。



成瀬先生の為に。




けど、それももう意味がないのだから……





『抱いてよ………』


「紗希……?」




翼は眉を寄せた。