遊園地での成瀬先生は、子供みたいにハシャイでいた。



それはもうあたしよりも。




お互いに絶叫系をツボとして、そればかりを狙って何度も行列に並んだ。



途中、ソフトクリームを買ってくれてベンチに並んで2人で食べた。




そんな何気ないひとこまがたまらなく愛おしい。



隣にいるのが成瀬先生だから。




成瀬先生はいつだって大きな安心と癒しをくれる。



今日もまた、成瀬先生のことを好きになる。




学校にいるときの、どこか緊張感を持った彼とは違うキラキラした素顔に、改めて好きだと感じた。



本気で手に入れたいと思った。