まだ、たった16歳。



強がっているフリをしてるだけ……





3歩進んで成瀬先生の胸にトン…と頭をつけた。





「……っ」




成瀬先生は戸惑った様に、あたしの両肩に手を乗せた。




「工藤…?」



それからあたしのおでこに手を当てて、熱があるのか確かめようとする。