その時、水の中のドラゴンが言いました。
違うよ。でも、そうとも言える。君はぼくでもあり、君でもある。
これから夢を見る子供たちは、君の姿を見るかもしれない。ぼくの姿を見るかもしれない。
じゃあ今度はぼくも、夢に見られる番なんだね。
そうだよ。いつか、君を夢に見た子供が、ここにやって来るかもしれない。
そしたら、その子は君のうろこのかけらをほしがるね。紫水晶みたいにきれいだもの。
そして、君の背中に登りたがるよ。わくわくするような冒険の旅にでかけるためにね。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…