ドンドン、キュッ


タクミが華麗なドリブルをする。

私も負けじとついて行く。

シュパッ

タクミがシュートを決めた。


「また負けちゃった。」

そう、いつもタクミにはかなわない。

「俺に勝とうなんて100年早いんだよ。」

そう言って、フンと笑った。