体育館の扉を開けるとタクミが3Pシュートの練習をしてた。

シュパッ

練習なんかしなくてもいいんじゃないかっていうぐらい次々と決めていく。

「早いな。」

自分のが早いくせに、そう言って笑った。

「う、うん。ダッシュで来たから。」

「だから顔赤いの?」

そう言って、タクミはまたシュート練を始めた。