―…『お前メアド勝手に変えんなよ!!…ってか学校来ねえの?』

大輝…。

私を心配してくれる人がいる。

私が学校に行かなくなって、1週間がたった。

その間、友達からの連絡なんて一度も来なかった。

…いや、私が勝手にアドレスを変えた。

怖くて。

怖くて。

でもアイツは、携帯番号からメールしてきやがった。

とか言いながらも嬉しくて。

携帯が粉々になってしまいそうなぐらい、両手で握り締めていた。

そして気付かぬうちに涙が溢れ出していた。